フルートには、生命がある。
愛を、想いを、情熱を込めるほどに
それは磨かれ、深まってゆく。

フルートには、個性がある。
一本一本に注がれた匠の技と心が
最高のものへと育んでゆく。

一途さは、成熟のために。
こだわりは、信頼のために。
ムラマツは、フルートを信じている。

パイオニアとしての良心とプライド

  • 村松孝一
  • ひたすら、ハンドメイド
    パイオニアとしての良心とプライドが
    “世界のMURAMATSU”に結実している
日本で初めてフルートの製作が行われたのは1923年。
当時の日本には、プロ、アマ併せて20名そこそこのフルーティストしかいなかった時代です。
その記念すべき偉業を成し遂げた人物こそ、ムラマツフルートの創始者である名工、故・村松孝一です。
ひたすらフルートを愛し、フルート作りに生涯をかけたこの一人のパイオニアの情熱は、そのまま今日まで、ムラマツフルートの基本姿勢として生きつづけています。
「笛作りの合間には笛を吹け。笛を吹けなければ演奏家のあらゆる要求に応えることはできない。」そう語った創始者の精神を受け継ぎ、玄人はだしの演奏の腕を持ったスタッフによる徹底した研究、開発、試作、検討のくりかえし……。
常に最高品のみを追求せずにはいられない頑固なまでの一徹さ。そして、何よりもフルートと、フルートを愛する人たちへの心からの愛情があるからこそ、世界中のフルーティストからの熱い期待と信頼が寄せられているのです。
創始者からの長い地道な努力の成果は、ムラマツフルートの一本一本に着実に実を結び、創始者を継いだ2代目 故・村松 治の時代には世界のプロフェッショナル・フルートへと飛躍的に進化しました。
さらに、その伝統は、新しい世代へとバトンタッチされ、日本はもちろん、世界の著名なオーケストラ・プレイヤーに、さらに第一線のトップ・ソリストたちに選ばれ、名実ともに最高の評価を受けています。
そして、世界各国で、日本の“MURAMATSU”の愛用者は年を追うごとに増えつづけています。ムラマツフルートは、こうした評価を謙虚に受けとめ、さらに新しい感性と科学的な考察を加え、納得のいく製品をつくりつづけ、みなさまのご期待に応えていきたいと願っています。