あなたにとって、ムラマツとは?

札幌で生まれ育った私は中学生になった12歳の頃、ムラマツ・フルートとの出会いによって現在の仕事にまで繋がることとなりました。幼い頃にバイオリンを習ったり、父親がピアノの講師でもあったことから、音楽が身近な環境で育ちました。そして中学生の時、再び音楽をやりたいと親に頼んで与えて貰った楽器がムラマツ・フルートでした。高校に進み、1年先輩の工藤重典さんとの出会いもあり、フルートでの進学を決意して、桐朋学園を経てから1980年4月に関西フィルハーモニー管弦楽団に入団しました。SR-PTPモデルは程良い重量感で吹奏感には十分な手応えがあり、またムラマツ特有の柔らかく上品な響きに加え、美しいプラチナの光沢、楽器に施された美しい手彫りの彫刻に魅了されました。豊かで美しい響き、音色を楽器と共にじっくり育てていきたいです。